小児科

一般小児科

主に下記のような小児科全般の診療を行います。

  • なお、吐血・痙攣・呼吸困難・全身のやけどなどの緊急の症状の場合は、まずお電話にてお問い合わせください
  • 元気がない、ぐったりしている、激しく泣く、顔色が悪いなどの際はすぐの受診をお勧めします。
  • 診療を行ったうえで、精密検査や入院が必要など当院では対応困難と判断した際は、適切なタイミングで提携医療機関にご紹介させていただきます。
  • 現在、当院には超音波診断装置は無いため、超音波検査が必要と判断される方は連携医療機関にご紹介いたします。
治療方針

自然軽快を待つことが治療の基本になる病気が数多く存在します。つらい症状を和らげるための対症療法を基本として投薬を行いますが、不必要な薬の処方が無いように努めています。そのため抗生物質などの使用も必要最小限にとどめてまいります。患者さん本人の状態だけでなく、ご家族の状況や居住地域、季節性なども考慮して、ひとりひとりに合った適切な治療、投薬を心がけています。

乳幼児健診

  • 通常の午前・午後診療内に対応いたしますので、お電話にてご予約ください。
  • 安曇野市に住民票がある方は、3~11か月健診を市の受診票を使って1回分無料で受けることができます。その他地域にお住まいの方は各自治体の保健センターにお問い合わせください。
  • その他1ヶ月、3-4ヶ月、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳、6歳の健診などご希望の時期に自費で承っております。お子様の成長で気になることがございましたらご相談ください。
  • また、入学・入園前の健康診断も受けることができますのでご相談ください。

発達外来(新規受付停止中)

  • 水曜日13:00~15:30 完全予約制でお子さまの発達についてのご相談をお受けします。
  • 落ち着きがない、集団行動がとれない、などお困りのことがございましたらご相談ください。
  • 発達の悩み以外にも、学校に行きづらいなど、どこに相談すればわからないようなことでもご相談ください。
  • もちろん、通常の診察時間中にも随時相談は可能です。
  • 現在、新規受付を停止しておりますが、近隣医療機関への紹介や自治体の療育施設の利用のためのご相談は通常診療時間に随時お受けしております。
  • CT・MRI検査、脳波検査や、詳しい発達検査(新版K式発達検査、WISC-Ⅳ知能検査等)が必要な場合には、各医療機関にご紹介いたします。

内科

主に下記の症状のような内科全般の診療を行います。

  • 必要に応じて血液検査やレントゲン、心電図などを行います。
  • 精密検査や入院が必要な際は、適切なタイミングで近隣の医療機関にご紹介いたします。

アレルギー科

  • 下記のような症状の診療を行います。
  • 近年増加傾向で、平成28年の厚生労働省の統計では日本人の約2人に1人が何かしらのアレルギーを抱えていると報告されています。
  • 主に院長が対応いたしますので、院長の診察日に受診していただけますとスムーズです。

食物アレルギー

鶏卵、牛乳、小麦、大豆、ナッツ類、甲殻類、魚介類などがアレルゲンになり得ます。日本では乳幼児の5-10%、小学校以降でも2.5%程度の方が食物アレルギーを持っていると報告されています。

診療内容
  • 症状を起こした食品の種類や摂取した量、症状が起きるまでの時間などをお聞きします。できれば症状が出たときの製品をそのまま持参、または成分表の写真などをご持参していただけると診断に役立ちます。
  • 問診の後に、疑われる食物を絞って血液検査で確認することもあります。
  • 診断がついたら、管理や摂取の進め方などを保護者の方と相談していきます。保育園や学校での給食対応表の記載も、当院で対応させていただきます。
  • 成人の患者さんの食物アレルギーもご相談に応じます。
  • 必要に応じて近隣の病院にご紹介する場合があります。

気管支喘息

気道が狭くなりぜーぜー、ひゅーひゅーとした苦しい呼吸(喘鳴)、頻回の咳などの症状が起こります。特に子どもは気管が狭いため、容易に喘鳴を生じます。

気管支喘息の多くは小児期に発症し、多くは大人になるまでに改善すると考えられてきましたが、実際は50歳でも15%程度の人が改善していないという報告もあります。そのため、子どものうちに適切な治療を行い大人に持ち越さないことを治療の目標としています。

診療内容
  • 喘息発作時は発作を抑える治療、そうでないときは発作を予防する治療をそれぞれ行います。
  • 喘息発作時には入院を必要とすることも多く、その際は近隣の病院にご紹介いたします。
  • 発作予防には内服薬と吸入ステロイド薬があり、症状に応じて適切に診療します。

アレルギー性鼻炎(花粉症を含む)

症状は反復性のくしゃみ、水っぽい鼻水、鼻づまりの3つです。通年性アレルギー性鼻炎と、季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)があります。

原因は大きくダニと花粉の2つに大別されます。特にスギ花粉症の患者数は増加しており、また2歳くらいで発症することもあり低年齢化してきています。

診療内容
  • 問診で季節性などを確認し、必要に応じて血液検査などを行います。
  • 治療の基本は抗原除去(ダニなら部屋の掃除や除湿、花粉ならマスクやゴーグル使用)ですが、つらい症状には抗アレルギー薬や点鼻薬を処方します。
  • 副院長はスギ花粉症、ダニによるアレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法(シダキュア®、ミティキュア®)の処方登録医です。舌下免疫療法をご希望の方は、受診の際にお尋ねいただくか、お問い合わせください。

▷症状の強さをチェックできる表を作成しました。受診の前にご確認いただき、症状の把握にお役立てください。

アトピー性皮膚炎

かゆみのある湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返します。夏場で発汗が多い時期や乾燥する時期には悪化することが多くあります。

診療内容
  • 基本で一番大切となるスキンケアの指導や、症状や重症度に応じた外用剤(ぬりぐすり)を処方します。
  • 新生児期からの適切なスキンケアは、食物アレルギーや喘息の発症予防にもなります。ぜひ、お気軽にご相談ください。

<機能強化加算に係る掲示>

機能強化加算に係る院内掲示

当院は「かかりつけ医」として次のような取組みを行っています。

〇 必要に応じ、適切な医療機関(専門の医師・医療機関)への紹介を行っています。
〇 他の医療機関と当院で処方されている薬について確認し、診察や必要な服薬指導を行っています。
○ 健康診断の結果に関する相談等、健康管理に関するご相談に応じます。
○ 介護・保健・福祉サービスの利用に関するご相談に応じます。
※厚生労働省や都道府県のホームページにある「医療機能情報提供制度」のページで、かかりつけ医機能を有する医療機関等の地域の医療機関が検索できます。


ながの医療情報ネット
https://www.qq.pref.nagano.lg.jp/kt/